ベーコン(@BaconFes)です。
ベーコン
札幌在住のグラフィックデザイナー。
著書 レイアウト・デザインの教科書(SBクリエイティブ)
犬のYouTubeは登録者10万人超え。2024年も音楽制作に力を入れています。
ギターをたくさん集めるタイプのミュージシャンに憧れたおかげで、ギターをたくさん買ってきた人生だった
昔はお金がなかったので、安いギターが多かった
買ってきて思うのは、実際楽しかったり、ギターについて語れる材料になったのはとてつもなく高いギターの方だ。
(道具としてたくさん役に立ってくれた安いギターはあるけど、路上ライブYAMAHAのFG-140とか結構使ってたし)
そもそも、ギターなんて聴く人からするとそんなに音は違いはないんです。
だけど、少しの音の違い、ビジュアルの違い、すべて所有して確かめたいじゃないですか。
そして、それが自分にどんな影響を及ぼすのか、どんな曲が出てくるのか…なんてことを知りたくて人はたくさんのギターを買うん…だと思う
そう、ギターを買うことは旅なんですね
しかも自分を知る旅なんですね
正(当化のためにかっこつけました)
最近、自分の好きギターがわかった体験があった
最近、自分の好きギターがわかった体験がありました。
自分が好きなギターがわかるとこんなメリットがある
・ギターを買う数が減る(0にはならないとしても)
・幸福度が上がる
この2つ
誰かの役に立つかもしれないので書いておきたい
いいエレキギターがほしいから始まった
36歳の僕。
最近、いいエレキギターを買おうと思っている。
ジャンルによって、使い道によっていい悪いがあるのは知っている
というか、本業のデザイナーをやってきてわかったのは、モノを評価するときは、そのモノの力よりもコンセプトにあっているのが大事ということ。
ただ、コンセプトがあればなんでも解決するわけでもない
話はギターに戻る。
僕が今欲しいのは、能力が高いギターだ
能力の高いギター
個体としての力が強いもの。ようはメーカーが「素材に拘っていい音が出る」と思ってるやつがほしい。
つまり高いやつ。
20代の頃、定価100万円近いGibsonのアコギとMartinのアコギを買った
そのおかげで、高いギターってこういうところが優れている、というのは少しわかった気がする。
ただエレキギターは高いものをじっくり弾いたことも注目したこともなかった
10代の頃ギブソンのエレキギターは持っていたけど、そのころにはあのギターの価値はわかっていなかった
でも今ならわかる、、と思う。多分分かる
物を売ったり、売るのを手伝う宣伝やデザインの仕事をしてきたからこそ、モノの価値とそれが自分にとって見合う価値なのかがわかるようになってきた、、と思っている
ビジュアルの大切さ
僕は本当にギターが好きだ、なにが好きって見るのが好きだ
いや、弾くのも好きだけど、お部屋紹介の雑誌にギターがあるとじっくりみたくなる
インテリア雑誌でも、なんでもギターが載っていると、「この部屋かっこいいな」ってなってしまう
自分でもわからないけど、とにかく好きなんです
なので、ギターのビジュアルってすごく大事だ
今回は能力の高いギター(厳密に言うとその中のビンテージっぽい音がするやつがほしいとか色々あるんだけど)が欲しい
その中で、自分が好きなビジュアルをしているギターを考えることにした。
結局は10代のときに好きなギター
ビジュアルの好きなギター
考えるとすごく難しい
たくさん買えるなら、色々お試しでやれるのだけど、高いギターを1本となると、どんなビジュアルがいいんだ…
ギター自体はFenderのストラトかジャズマスターと決めている
その中で、自分が好きなビジュアルとなるとすごく難しくて毎日考えてしまった
白ならいいかな?とか
メタリックぽい色は嫌だなあ
赤は・・・最近はそういうモードじゃないしなあ
そう考えているうちにひと目でこれだ!というギターがあった
それがこれ
好みは人それぞれだけど、なんかこれがいいと思った
だけど、これほしいFenderじゃないのよね
これまで、「王道じゃないけど実はいいメーカー」みたいなものをたくさん買ってきた、理由は安いから。
でもそういうものってどうしても満足できない
本物だったらもっと違うのでは…と思ってしまうのよね。
だからアコギもGibson、Martinでまず買うことが自分にとっては大事だった
なので、今回もFenderと決めたらFender以外は辞めたほうがいいんです。
もっと安くて良いメーカーがあるのはわかるけど
で、次に見つけたのがこれ
これはFenderです、
ただし、これはFender JAPANなんです。
いいんですよ、今のフェンダージャパン、とてもいいと聞いています
ただ・・・最高のギターを買うぞ…となっているので、そのタイミングで安い方のFenderを買うわけにはいかないんです
ギター 再塗装
なんてキーワードで検索して金額に絶望したりしながら暮らしていました
ある日、出てきた広告
そんなある日、広告が出てきました
左側は先程の、Fender JAPANのギターです
右は…昔持っていたGibsonのギターです。
これを見たときに気づいたんです
あれ、、、自分って木目のギターが好きなんじゃんということに
もちろんなんとなく木目のギターが好きなことは知っていたんです。
だからアコギも好きだしね
ただ、赤く塗装されたギターも好きだし、カラフルなギターも大好きなんです
でも、こうやって
最近気になっているギター
・昔気に入ってたギター
が並ぶと、改めて、ずっと、20年もこういうギターが好きなんだということに気づきました
そうそう、こういうマホガニーのギター好きなんですよね
Martinのアコギ000-15もいつか買おうと思ってもう5年以上経ちました
妻にも言われた
最近、仕事用のデスクを買うときも迷っていたんですよね
雰囲気のあるオールドデスク(ただし木目はなし)
無垢材の木目がきれいなデスク
迷っていたときに、「あなたはきれいな木目が好きでしょ」と言われました
たしかに木目が好きだけど、そうじゃない場合もある…と言いたくなりましたが
結局、いつも満足するのは木目がきれいなものなんですよね
自分のことってわかっているようで、わかっていなくて
それがわかると、満足度が上がるぞというのを改めて感じる体験でした
僕はノートに考えを書き出すのが好きで、自分の好きなものを考えるのは得意だと思っていたけどこんなシンプルな答えを見失うこともあるんだなと感じました
自分を知ると満足度を高める選択ができると改めて感じました