ROLIが発売する5Dタッチで新しい音楽表現を提供するシンセサイザー「ROLI Seaboard 」
最近、安価な新しいモデルが発売されましたので、旧モデルとの違いをまとめました。
ちなみに僕は、 ROLI Seaboard Blockを発売日に購入!
これについてはまた別の記事でまとめていきます。
まず ROLI Seaboardとは?
黒い柔らかいキーボードを押したり、弾く位置をずらすことによって多彩な表現ができるMIDIキーボード+専用音源です。
キーボード引きながら、指をゆらゆら揺らすと、ビブラートがかかったりします。
文章では伝わりきらないので、この動画を見ていただきたいですね。
公式の動画じゃないんだけど、音楽的にも視覚的にも楽しくて1時期毎日みていました
ちなみにジミヘンのコピーです(ギターをキーボードでここまで表現できるのか!)
Marco Parisi plays Jimi Hendrix’s “Little Wing” on the Seaboard RISE at Musikmesse 2016
はぁ〜素晴らしすぎる
ROLI Seaboard BlockとSeaboard RISE の違いをメーカーに聞いてみた
ROLI Seaboard RISE
革命的なキーボードが誕生しました。ロンドンで生まれたSeaboard RISEはタッチセンサーを内蔵したシリコン製のKeywaveサーフェスに触れることでサウンドを形成します。鍵盤を弾くように指で押さえるだけでなく、リボンコントローラーのように左右または上下にスライドすることでサウンドをモジュレート可能です。USBバスパワーの他、バッテリ駆動とBluetooth経由でワイヤレスコントロールも可能です。
まずはこちらのモデル。
以前より販売しているモデルですね。
25鍵盤の小さいバージョンもあります。
Seaboard Block
2017年10月18日発売
次世代の表現で驚くような音楽を作ってみませんか。柔らかなエクスプレッシブ・サーフェスを通じて、指先で音に触れ、音を形作ることができるSeaboard Blockは、単体のパワフルな楽器としても、そしてDAWのMIDIコントローラーとしても利用できます。そして、他のBLOCKSファミリーと接続すればさらにパワーが増します。Seaboard Blockには、ストリング・セクションから、不安定さが魅力のシンセに至るまで、100種類以上の膨大なEquator Playerソフトウェア・サウンド・ライブラリが付属しています。また、スティーヴ・アオキ、RZA、ワンダガールなどの著名アーティストによるサウンドパックもオプションで用意しています。
グッドデザイン金賞を受賞したSeaboardファミリーの中で最も小さくて軽量、そして最もリーズナブル。Seaboard Blockは、数々の賞に輝くROLIの最新テクノロジーです。
こちらが新しいモデル!
うーん、違いはどこなんだろう?
2017年新発売のSeaboard Blockは、金額がかなり安いけどなにが違うんだろう?
公式サイトには各モデルの「やれること」は書いていますが、違いは書いていませんでした。
というわけで、日本の代理店である株式会社エムアイセブンジャパンに聞いてみました
それで、お答えいただいた回答がこちら!
○○○○○ここからメール転送○○○○○
ベーコン様
Seaboard BlockがSeaboard RISEと異なる点は以下の通りです。
Seaboard Block(安い新発売の方)の特徴
1. DNA端子を介して他のBLOCKSと接続できます。
2. DNA端子を介して最大6台まで拡張する事が可能です。
3. Equator Player (Equatorの簡易版です)が付属します。
4. ペダル入力は搭載されていません。
○○○○○ここまでメール転送○○○○○
簡単に言うとこんな、感じみたいです。
順番に解説しますと…
1. DNA端子を介して他のBLOCKSと接続できます。
2. DNA端子を介して最大6台まで拡張する事が可能です。
この動画のような機械(BLOCKS)とくっつけることができるのがSeaboard Block(安い新発売の方)最大の特徴ですね。
ちなみにこの動画のBLOCKSはリズムを感覚的に作れるやつで、その他のBLOCKSには、コントローラーなんてのがあります。(このあと画像で紹介します)
このリズムを出すBLOCKSは、単体で音楽作る人とか、DJの人とかは便利なのかもしれませんね。
ぼくはBOSSのrc-505のルーパーを使って、楽器を録音しながら音楽を作ることが多いのでその他のBLOCKSは必要ないのでスルーしていました。
こんな小さいなコントローラーみたいなのもくっつけれます。
3. Equator Player (Equatorの簡易版です)が付属します。
これ、あんまり公式サイトでわかりやすく書いていないんですよ。
Equator Player ってなんだろうってね。
で、問い合わせてみるとEquatorの簡易版だと・・・
Equatorってのは、 ROLI Seaboard の心臓部分。
音源です。
ROLI Seaboard は音源はついていないただのMIDIキーボードですから、音源がないと音が出ません。
(PCにつなげたり、iPadの専用音源にBluetoothでもつなげます)
ソフトが簡易版、これについては正直あんまり気にしてなかったんですよね。
でも、買ってみて思うのは、簡易版の音源は少ないのでは・・・(特に生音系)
これについては、使いながらもう少し確かめていきます。
そして、4
4. ペダル入力は搭載されていません。
サスペンションペダルが繋げれないのは、ちょっと痛いですね。
iPadの専用音源NOISEにはサスペンションボタンはあるのですが、ボタンを押すということは指で押さないといけないですからね…
シンセ系の音色が多いので、なくてもなんとかはなりますが、あったほうが便利だなあとは思っています。
まとめ
というわけで、ROLI Seaboard BlockとSeaboard RISE の違いはこんな感じでした。
ROLI Seaboard Block(新発売の安い方)はこの4つの違いあります。
でもSeaboard RISE の同じ鍵盤数のモデルより半額以上やすいですからね…
1. DNA端子を介して他のBLOCKSと接続できます。
2. DNA端子を介して最大6台まで拡張する事が可能です。
3. Equator Player (Equatorの簡易版です)が付属します。
4. ペダル入力は搭載されていません。
このシンセ必要か?と思って買うぼくみたいな人にはこのくらいの金額だとまだ手がでるなあと思っています。
ちなみにサンレコでも特集されています。
この号で、コーネリアスやヒイズミマサユ機氏が弾いたレビューを特集しています。
■特別企画①
ROLI Seaboardが描く未来の音楽制作シーン
ROLIから発売された、キーボードとも異なる革新的なコントローラーSeaboardは、デザインから演奏性、そしてサウンドまで、すべてにおいて新時代の訪れをイメージさせられるものだ。本特集では、多くのクリエイターが注目する本機について、開発の経緯から実際の活用法、小山田圭吾、H ZETT M、砂原良徳のインプレッションまで多角的に迫っていく。
(追記)
サンレコの ROLI Seaboard特集、ここ(公式)で読めるみたいです!
http://rittor-music.jp/sound/magazine/roli-seaboard/58087
(追記2)
先日、 ROLI Seaboard Blockを使った演奏動画をアップしました
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