2023年2月22日メールが来て、Audiostockの報酬が変わるそうです。
僕はおそらく減ることになります。
この件について思うことをまとめました
また今後Audiostockがどうなっていくのか、Audiostockのクリエイターはどうなっていくのかについても書いてみます。
Audiostockが稼げなくなる?報酬率の変更
詳しくは公式サイトを見てもらうとしてこの3つが大きく変更
①報酬の%が単品の購入数ではなくなる(単品100件売れたら○%じゃなくなる)
今までは単品で購入されればされるほど報酬が上がっていた。
でも単品より、定額報酬が増えている現状があります。
これからは単品の売上+定額報酬の金額で報酬の%が上がっていきます。
ただし、1年間の累計なのよね…
具体的には8月1日から計算が始まり
2023年8月1日に、2022年8月1日から2023年7月31日までの期間に付与された各種販売報酬額をベースに計算いたします。
だそうです。
次の計算は、次の月の9月1日に、その前の1年間を計算されるってことよね?おそらくね。
ただし、その計算に含まれる販売報酬額ものと含まれないものがある
各種販売報酬実績に含まれるもの
- 単品販売報酬(国内 または 海外)
- 定額制プラン報酬(国内 または 海外)
- 提携サービス報酬(PIXTAを除く)
各種販売報酬実績に含まれないもの
- 音楽配信報酬
- 提携サービス(PIXTA)販売報酬
- NexTone報酬(放送印税収入)
- アフィリエイト報酬
- その他報酬(無料作品採用報酬 等)
PIXTAで売れた分も入らないんですよね。
② 報酬率を全体的に見直し
最低30%からのスタートとなります。
僕も8月までがんばってもちょっと下がりくらいになりそうな予感。
そして次が結構気になる。
新規販売用作品登録数による報酬率のUPがなくなる
今までは、ひと月に30曲アップすると3%報酬アップというのがありました。(その他に曲数により%アップあり)
なんと、これがなくなります。
「%アップのために月数十曲アップしている」と言う意見をクリエイターさんからよく聞くのでこの変更には驚きました。
正直すごくパーセンテージがアップするわけじゃなくても、ひとつの目安にしていたと思うんです。
実際、お気に入りクリエイターの投稿をメールで見ていると、月末に曲を投稿する人が多いんですよね。月30曲など自分で課しているルールを守るためにやっているのかもしれないですが、人に決められたルールが自分のルールを守る原動力になるはずなので、この改定は少し悲しいと思いました。
今後Audiostockはどうなるのか
今回の%改定についてはメールにこう書いてありました。
Audiostockのさらなる進化を踏まえて抜本的な見直しのため報酬率改定をした。
そして具体的にどのようにクリエイターの収益を上げていくための戦略があるかも書いてありました。そのような説明をしてもらえるAudiostockの会社の姿勢はすごく誠実だと感じています。
なので、今後のAudiostockはもっと営業努力によりよりよく変わっていく…と信じています。
クリエイターはどうなっていくか
シンプルに%が減っていったことにより、クリエイターが減っていくかと思います。
あと上に書いたように月30件で○%アップがなくなることにより、習慣が崩れるクリエイターもいるはず…!
ライバルが減るので個人的には、よしこのタイミングでがんばるぞ!と思った部分もあります。
Audiostockの営業がうまくいって収益アップ!と書いたブログやSNSが増えれば増えるほどまた新しいクリエイターが参戦してくるんだろうな。
いつだって新しいクリエイターは増えてくるけど、以前よりはAudiostockに本気で参戦しよう!って人は減る気がします。増えるタイミングではないですよね。
AIでBGMが作れたりするようにもなっていく時代、さあ、どうなっていくかな。
僕はいくつかの戦略を立てて、独自の立ち位置を作っていきたいなと思っています。
こういうことを書くブログもそうだし、音楽関係の打ち合わせも先に控えています。フリーランス歴18年目くらい?今後も生き残りたいです。もちろんAudiostockにも結構かけていて今月も20曲くらいはアップできました。
こんな本も出版しています。