ベーコンです。
最近Audiostockに曲を登録しているのですが、ノイズ審査で弾かれることが数回ありました。
しかもその理由がまったく同じでした。
結論から言うと、Arturiaの「Tape MELLO-FI」ローファイテープエフェクトを使っていると落ちました。
2021年末に無料で配布していたプラグインです。
もう少しの詳細と実際の音源も公開します。
Audiostockからくるリテイクのメール
だいたいこんな感じでメールが来ます、親切。
場合によっては0:50〜あたりからノイズが聞こえます。みたいなことも教えてくれる。
リテイク理由:冒頭より「サー」といったホワイトノイズの混入が見受けられます。意図的に挿入された音でない場合はご調整いただき、再登録をお願いします。
また、意図した音の場合は、ユーザーにそのことがわかるように詳細説明にその旨を明記の上で再登録をお願いします。意図的に入れたノイズの場合でも、音源販売という特性上からご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。なお、誠に申し訳ございませんが審査の内容について個別の回答はいたしかねますのでご了承ください。
今回登録した曲はすべて打ち込み
ちなみに今回Audiostockに登録した曲は、ほぼ打ち込みのみ。
少しだけエレキギターが入ったりする場合はありましたが、ほとんどが打ち込みでした。
アナログ系のプラグインの罠
アナログ系のプラグインすべてが悪いとは言いませんが、テープをシミュレートしてるわけですからね、そりゃ「シュー」とか「サー」とか鳴りますよね。
そういうノイズもアナログっぽさの一つですからね。
そしてAudiostockはアートを販売する場所ではないので(音楽って曖昧な表現も魅力なのでむずかしいけど)ノイズがあると審査が通らないという気持ちもわかります。
映像制作会社が音源を買う
↓
そのお客さんがノイズが乗っていることを指摘
↓
ノイズは「表現」かもしれないけど説明しづらい(直接、曲を作った人と話できないし)
という考え方は想像できます。
もちろん、ノイズあったほうがいい曲になるのに…という気持ちもわかります。
ノイズ審査で落ちた音源と、ノイズ審査受かった音源(同じ曲)
今回ノイズ審査で落ちた曲も公開します。
これ、思った以上に小さなノイズなんです。
ソロトラックにするとわかるんですが、ミックスされた状態だと結構気づきづらいかなと思いました
(準備中です!)
アナログテープ系エフェクトには注意しましょう
注意しましょう!
でも「Tape MELLO-FI」はおもしろいです。
Softube のTapeなんかも欲しかったけれど、審査にひっかかってしまうのかな…
ちなみにマスタリングは毎回OZONE9を使っています。
OZONE9はほぼ自動設定でやっているのですが、今確認してみたところVINTAGE TAPEのエフェクトは立ち上がっていないですね。これ使った場合もノイズ審査が落ちるのかもしれません…